あゆちゃんのブログ
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2015.09 バリアフリーカフェ@♪あゆちゃんち♪

カテゴリー:あゆちゃん日和

あゆちゃんが卒業してすぐ、
就活してた頃。
お年寄りのデイサービスにも行きました。

なぜデイか。
それは あゆちゃんが、
ヘルパーさんに憧れてた(みたいだった)から。

デイにて。
あゆちゃんを見た職員さんは言いました。
「ここは高齢者の施設ですので、障害者の方はご利用になれないんですよ」

「いえ、利用のご相談ではありません。
外の張り紙にボランティア募集とあったので、やらせていただけないかと思いまして」

「そうですか。ありがとうございます。どんなボランティアがご希望ですか?」

「ふだん、石けんに絵を貼り付けたデコパージュ石けんというのを作って販売しています。
これが見本です。
簡単ですので、皆さんと一緒に作れたら嬉しいのですが」

「きれいですね。ぜひお願いしたいです」
(やったー*\(^o^)/*)

「ここにお名前と連絡先を書いてください」

「 はい、ありがとうございます」

書き込んだ用紙を渡すと
「さかがわあゆみさん、ですね」
はい、
と答えかけ、
職員さんが私を見ていることに気づき、
「あの、私ではなく、この人の名前なんです」
「?」
「ボランティアさせていただきたいのは、私ではなく、この人なんです。ね、あゆみ」

あゆちゃんニコニコ。

「あの、うちにボランティアして欲しい、という依頼ですか?」

「いえ、してもらうんじゃなく、ボランティアしたいんです、この人が」

「???」

あゆちゃんニコニコ。

反対に職員さんは表情を曇らせ、
「…少しお待ちください」
と言い残し奥へ消えていきました。

嫌な予感…。

戻ってきて
「上の者と相談したんですが、今回はお断りさせていただくことになりました」

「…あの、障害が重いのでご心配かもしれませんが、私が離れず付き添いますので、ご迷惑はおかけしないと思います」

「いえ、そういうことではないんですがね…高齢者は好き嫌いが激しいので、苦情が出たら困るんですよ」

(ん?好き嫌いが激しいって…?
障害者のことが激しく嫌いな高齢者もいるってことなのかな?)

「…もし、嫌いだから帰ってくれ、という方がおられましたら、すぐに帰ります。
帰りじたく、はやいです。
試しに、1回だけでもやらせてもらえませんでしょうか」

「そう言われましても…前例がありませんし」

「…ではここで一つ、前例を作らせていただけませんでしょうか」

地域の保育園、学校、学童保育、介護、医療…
あゆちゃんのこれまでの人生において、
1度で
「カッモーン!ウエルカム\(^o^)/」
だったためしは ほとんどなく、
座右の銘は、
ダメでもともと 拒否られてなんぼ!
なので、
つい食い下がってしまいました。
(条件反射です、すみません^_^;)
が、やっぱり無理でした…。

何件も断られ続けたある日、
あゆちゃんのことを応援してくださる
「地域リビング」(板橋区にある、ステキなコミュニテイスペースです^o^)の井上 温子 さんが、
特別養護老人ホーム マイライフ徳丸の施設長
高麗 正道 さんをご紹介くださいました。
井上さん!いつもありがと〜*\(^o^)/*

カッコ良すぎる施設長、高麗さんが
「あゆちゃん、デコパージュの先生、お願いします^o^」
と言ってくださり、
デイサービスでのボランティアが
やっと実現しました*\(^o^)/*
高麗さん!本当に感謝です‼︎
マイライフ徳丸デイの職員の皆さんにもお世話になり、ありがとうございました!

当日。
うきうきドキドキの
あゆちゃん先生。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。
材料の紙ナプキンやらビニール袋やらを、
お一人お一人に
渡していきます。

渡す、
といっても
あゆちゃんは、
お年寄りの目の前のテーブルに
材料を置くことはできません。
届かないんです、手が。

お年寄りのそばまで行って、
ニコニコと
笑いかけているだけの
あゆちゃん先生。
手には材料を握りしめ。

テーブルに向いたまま、
あゆちゃんを
横目でチラ見しているだけの
お年寄り。
体も表情も動く気配はなく。
………

あぁヽ(´o`;
「好き嫌いが激しい」という言葉がよみがえる…
なんとかしてあげなきゃ、私が。
と手を伸ばしかけた 、
その時。

お年寄りが
そろりそろりと
あゆちゃんの方を向き、
じわりじわりと
震える手を伸ばし、
受け取ってくださったのです、
材料を。
あゆちゃんの手から!!!

そして
そのまま
しばし
重ねた手を離さず!!!

 

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言葉なく、
にんまり見つめ合う2人!!!

(=´∀`)人(´∀`=)

あゆちゃんのドヤ顔と
お年寄りのニヤリ顔。

そして
フェイント食わされて
ボーゼンとしてる私のアホ面…
‼︎ ( ゚д゚) ‼︎

おいこら!
「なんとかしてあげなきゃ、私が」だと?
どこのどいつだ⁉︎何様だ⁉︎
そんなことヌカしたのは!
危うく奪うところだったんだゾ!
この瞬間を!
あの顔を!
…と、いいかんじのオーラにつつまれた2人を前に、自分にツッコミを入れたあの日でした。

お年寄りもあゆちゃんも
「支援される存在」として
多くの時間を過ごしています。
でも、あの瞬間、2人は、
お互いを支援していました。
どちらも
相手のために できることがあって、
それが嬉しそうでした。

 

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あゆちゃんではなく
私がボランティア先生だったら、
お年寄りの目の前の、
取りやすいところへポイポイと、
材料を置いていったことでしょう。
そりゃあもう、
テキパキ動いて。

でも
動くのは私ばかりで、
お年寄り自身の心や体は
動かず、
動かせず。
だったでしょう。

あゆちゃんは、動かしました。
自らの動かない体を使って。
一言も発することなしに。
ただ笑いながら。

すごいなぁ。
「できない」強みで、
誰かを
「できる」ようにしちゃうんだから!

それは、
あゆちゃん達だからこその能力です。

私は再び確信してしまいました。
あゆちゃん達でなければやれない仕事が、
きっとある、って。
絵空事ではなく。

さぁーそうと決まれば (`∇´)=3
(勝手に決めました^^;)
じゃんじゃん働いてもらいまっせー!

忘れがたい瞬間を
目撃してしまったあの日から、
お年寄りとあゆちゃん達が
一緒にいる場を作りたい、と
考えるようになりました。
そこで起こる(かもしれない)化学反応を、
再び目にしたいと
思うようになったのです。

というわけで!
9月から
認知症カフェ@♪あゆちゃんち♪
その名も、
✳︎バリアフリーカフェ✳︎
はじまり はじまり〜( ´ ▽ ` )ノ

認知症カフェって、
同じ立場の介護家族どうしが
悩みを打ち明け合う場、
というイメージしかなかった私。

ところが
それだけではなく
認知症のご本人が
楽しく過ごせる場でもあり、
そして
家では見せなかった
そうしたご本人の
生き生きとした表情を
家族や支援専門家、
地域の人が目にすることで
ご本人との向き合い方に変化が生じる
(関係性の様式やパターンが変わる)
そんな場、なんですって!

ご本人、家族、専門職、地域が
「出会い直し」をする場、
でもあるそうですよ!
(「認知症カフェのあり方と運営に関する調査報告書」より)

なんてステキっ!

ここで
バリアフリーカフェの名付け親、
みなえ店長からご挨拶です。

「初めまして。
バリアフリーカフェの店長、みなえです。
あゆちゃんと一緒に
みなさんをお待ちしてます♪」

チラシ作りやら何やら
大活躍のみなえ店長!
そして看板娘のあゆちゃんも、
新たなお仕事、ヤル気マンマン!(のはず)
頼もしい2人です。
(私もパシリやらせてもらいます(≧∇≦)

認知症のご本人、ご家族、支援者さんはもちろんのこと、
そうでない方も、
皆さまどうぞいらしてくださいませ♪

手仕事やら音楽やらヨガやら、
脳に良さそうなお楽しみのあれこれと、
お茶やお菓子やお花をご用意して
みなえ店長と
看板娘のあゆちゃんが
お待ちしてますよ〜 ♪( ´▽`)

✳︎日時など詳しくは以下のチラシをご覧ください。

 

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Ayumi Sakagawa

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